コラーゲンの合成がポイント
お肌のハリとツヤやきめ細かく弾力性のあるお肌にもっとも関係しているのがコラーゲンです。
コラーゲンは、皮膚の多層構造のなかに真皮を構成する成分で、その約70%程度を占めています。
その形はというと、長い3本の線維が絡みあいながら、真皮層の細胞を支えるかのように、その周りにコラーゲンの層が張り巡らされています。
実は、この線維状の密度と張り巡らされた状態によって、ハリとツヤ、またきめの細かさや弾力性が変わり、線維の密度が濃く、きれいに、かつ規則的に並んでいることがその条件となります。
コラーゲンを構成するアミノ酸のなかでもっとも多く利用されるのがプロリン、アラニン、グリシンなどです。
そのほか、アルギニン、グルタミン、BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)などで構成され、全てあわせると17種類にもなります。
これらのなかには、非必須アミノ酸も含まれていますが、年齢とともに、体内では非必須アミノ酸を合成する力が衰えるので、コラーゲンを合成してハリとツヤのあるお肌を保つためには、必須アミノ酸と同様に、非必須アミノ酸の摂取が大切になってきます。
また、ビタミンCがコラーゲンの再合成を促進するといわれています。
なのでお肌のハリとツヤを保つためには、アミノ酸とビタミンCを摂ることをおすすめします。