アルギン酸は、コンブやワカメなどの褐藻類に特有の天然多糖類です。
コンブやワカメの主成分であり、天然の食物繊維です。
藻類に含まれるアルギン酸は、海中に含まれる各種ミネラルと塩を形成し、緩いゼリー状になって間隙を埋めます。
海中で波に翻弄されながら成長する海藻のしなやかさは、アルギン酸の持つ独特の物性によるものといわれています。
このアルギン酸は、医療や医薬品、繊維の染色・仕上げ、食品製造などに利用され、海洋産業にとって貴重な存在です。
また、増粘剤や食品の保存性を高めるために使用され、体内の毒素を排出し、新陳代謝を促進することで病気からの回復を助ける働きがあるといわれています。
アルギン酸を含む食品や飲料を摂取することで、満腹感を得ることができます。
また、体内にほとんど吸収されないため、摂取カロリーを低く抑えることができます。
そのため、アルギン酸はダイエットに効果的な成分といわれます。
アルギン酸は食べ物をすぐに消化するのではなく、胃の中でゲル状の物質を形成し、消化に時間をかけます。
また、このゲルは偽の満腹感を生み出し、さらなる空腹を長時間防ぐことができます。
アルギン酸は、高血圧を予防する働きがあるといわれています。
アルギン酸には体内の余分なナトリウムや水分を体外に排出させる働きがあります。
ナトリウムは高血圧の主な要因の一つであるため、ナトリウムを除去することは高血圧のレベルを下げることにつながります。
アルギン酸の一種である、水溶性のアルギン酸カリウムは、滑り成分があるため、不要なコレステロールを包み込んで体外に排出する働きがあります。
一方で不溶性のアルギン酸カルシウムは、胆汁酸との結合を容易にし、また体外に排出する推進力を持ちます。
胆汁酸はコレステロールから作られるため、胆汁酸を排出する機能を持つアルギン酸は、コレステロール値を下げるのに有効なのです。
動脈硬化とは、動脈に脂肪が蓄積し、その動脈が狭くなったり硬くなったりする状態のことです。
これは、心臓病のリスクを高めることにつながります。
アルギン酸は、肝臓から排泄される胆汁酸に結合し、腸で再吸収されないようにすることが研究で示唆されています。
これにより、体内を循環するコレステロールの量が減り、動脈に脂肪が蓄積されるのを抑えることができます。
アルギン酸は、健康や美容のために欠かせない成分です。
アルギン酸を含む食品と、アルギン酸の健康効果を理解することで、この重要な成分を最大限に活用することができます。
アルギン酸は、高血圧の予防、コレステロール値の低下、動脈硬化の予防に役立つ可能性があります。
健康や美容のために何を食べたらいいか考えるときは、ぜひアルギン酸を取り入れましょう。
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